機械翻訳を使うときの3つの注意点

2020年7月27日

「資料を英語にしないといけないけど英語が苦手」「機械翻訳で誤訳が多いと聞くけど、本当なのか自分では確かめられない」というお悩みをお持ちのご担当者さまのために、今回は機械翻訳を使うときの3つの注意点についてご紹介致します。

この記事を読んで頂ければ、機械翻訳だけを頼りにしてしまって、あとでトラブルになることが避けられますよ。

機械翻訳使用時の3つの注意点

1.文章が丸ごと抜けていないかチェックする

「そんなことありえるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが2020年7月現在の機械翻訳の現状です。「機械翻訳は万能」と思われている方は多いのですが、まだ現時点ではビジネスの現場で安心して使える品質には達していないと考えるのが妥当です。

機械翻訳に文章をかけたときに、文章によっては、1文まるまる抜け漏れている場合があります。また、文章全部でないにしても、文章の後半部分が抜けているという場合があります。

一見すると全部が英語化されていて、日本語が出ていないので、綺麗に翻訳されているかのうような錯覚をしてしまいますが、よく英語の文章を見てみると、日本語の原文にはあった文章や部分が抜け漏れていることがあったりします。

それがどのくらい影響するかは内容や用途によっても様々ですが、機械翻訳が登場しているからもう品質に問題はないと考えるのは避けた方が無難といえるでしょう。

2.人の名前が合っているか確認する

機械翻訳が苦手とする部分に、「人名の翻訳」があります。日本語でも、同じ漢字でもカクタさんやツノダさんがいたり、ワタナベさんや、ワタベさんがいたりと読み方は様々です。また、英語でも、ミハエルさんだったり、ミカエルさんだったり、マイケルさんだったりと同じスペルでも読み方が違う場合があります。

そのため、ただ機械翻訳にかけただけでは、その方の名前の読み方がどのような発音で表記したら良いのかということは判断できません。

機械翻訳が得意とする領域は、AならばBと例外なく法則が決まっている部分のみです。

そのため、一人ひとり漢字や読み方が違う人名の部分はかなり間違いが多くなってしまっています。そのため、人名が含む文章を翻訳する場合は、特に人名の部分を注意深く確認することをオススメします。

3.機械的に翻訳されていないか確認する

機械翻訳では、まだ多くの言葉が登録されていないのが実情です。そのため、人間だったら絶対にしないような間違いをしてしまうことがあります。例えば「きつねうどん」という単語は、機械翻訳にかけると本当に文字通り「狐のうどん」と翻訳されていた時期がありました。

笑い話のようですが、実際にあった話です。きつねうどんは、実際はあぶらあげが乗ったうどんなので、そのように翻訳しないといけないのですが、機械翻訳ではその言葉が本当は何を意味しているのかということを判断できません。

そのため、「ここでそんな間違いをする?」と思うような所に間違いが潜んでいる場合があるので、注意が必要です。

まとめ

1.翻訳の抜け漏れがないかチェックする

2.人名の表記が合っているかチェックする

3.個々の単語の翻訳をチェックする

日本通訳士協会では、英語と日本語の翻訳業務も行っております。また、格安翻訳業者へ依頼した翻訳や、格安翻訳業者が機械翻訳にかけただけの翻訳のレビューや修正なども行っております。社外資料や投資家向けの資料など、翻訳品質の影響が大きい分野での翻訳などに強みを持っておりますので、翻訳などのご用命があればお問合せフォームよりお気軽にご相談下さい。

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